太平洋戦争のターニングポイントであったミッドウェーの戦いから約1年後、米空軍第8飛行隊は英本土を起点としてドイツやフランスに攻撃を仕掛けていたのは有名な話である。そんな中で、空母機動部隊を失った日本では本土から直接アメリカを攻撃する計画が練…
改めて激レア科学雑誌の図解科学(出版:中央公論社)を読んでみる。今回の特集は突破戦車、すなわちWoTやWT、またあるときはオモチャ屋のショーケースで輝いているアイツである。昭和18年といえばチョビ髭軍団がスターリングラードやチュニジアでどんぱちして…
読者の皆様、新年おめでとうございます。今年も本ブログをよろしくお願いいたします。発見と冒険に満ちた素敵な1年になりますように、心よりお祈り申し上げます。 さて、今回紹介するのは科学朝日 報道と解説の昭和20年1月1日号。1945年の日本人は、年はじめ…
久しぶりの航空朝日ネタ。"図解科学"や"科学朝日"、そしていくつもの子供向け雑誌と戦中・銃後の暮らしネタは尽きることがない。今回は、久しぶりにメジャーな路線をネタにしていくつもりである。 さて、この本が書かれた1944年の1~3月の出来事といえば「イ…
集団戦車戦 といえばwotやwtあたりのネットコンテンツで日夜繰り広げられているが、まじめに考えてみるとどうなるのだろうか。 中央公論社から刊行されていた科学雑誌「図解科学」でとりあげられているのを見つけたので詳しく読んでいきたいと思う。 「7月5…
今回は身内ネタでARMA3のエディットを解説する。 今日作るシナリオは「自走砲群による準備射撃のあと、友軍を空挺降下させる」というお話。およそプレイ時間15分くらい。 1.準備砲撃の仕方 ユニット名前+doArtilleryFire[座標,"弾薬名",発射する数]; これを…
東京が焼け野原となって、その焼け跡が寂びたり錆びたり、金属製にしていた電車の架線柱が燃えずに済んだりしている中でも国民のための分かりやすい科学雑誌は発行され続けたのだ。今回はパーシングM26パーシング、JS122スターリン、SU152、T34-85が紹介され…
メンフィス・ベルとかWarThunder、あとシヴィライゼーションなど諸々のコンテンツにおいて猛威を振るっているボーイング重爆[空の要塞]。このたび、該当機に関する詳細な資料を入手したのでご紹介させて頂く所存である。 今回取り上げた本では、日本軍がマレ…
大戦中の雑誌について云々語るだけでハードルが高いのに、その中でも「航空朝日」は特段内容が専門的過ぎて難しいのでは?という意見が寄せられたので、今回は戦時中の子供向け雑誌から話題を選びたいと思う。この「飛行少年」という本は大日本飛行協会とい…
コマコン、コンバットミッションを経てようやくRTSがなんたるかを説明した。ここにようやくWarGame RDのことを書きたいとおもう。 このゲームはあり得たかもしれない冷戦時代を戦い抜くゲームだ。東西の軍事陣営のどちらかを選んでデッキを編成し、友達と対…
前回の記事ではRTSの始祖となった「コマコン」を紹介したが、今回はミリタリー系ハードコアRTSの始祖を紹介したいとおもう。コマコンはめちゃくちゃ爽快感があり、資金管理や生産期間といった概念、さらにはど派手な実写映像がついてくる。が、お世辞にもリ…
WarGame Red Dragonというミリタリーアクションが人気らしい。 同ゲームは自分だけの旅団を編成して戦うRTSである。 自衛隊の61式やブルドッグ、またダスター対空砲といった旧式兵器を操作できる非常に貴重なゲームである。しかもボイスも日本語なのである。…
時に2017年、宇宙人そしてUFOに対する世間の関心は高まる一方である(うそ) よってここに、対異星人戦闘シミュレーション「Xenonauts」を紹介する。 スチームかGoGで買えます。 冷戦下、突如として出現したエイリアンに対抗するべく戦闘チーム「Xenonauts」を…
硫黄島の陥落と沖縄侵攻が始まった2605年4月であったが、戦意高揚と知識普及のため、相変わらず航空朝日は発行されていた。さて、5月號にはどういった話題が載っていたのだろうか精査していきたい。 冒頭グラビア。フィリピン島で編集長が撮影した写真が多数…
まさかの終戦後ネタ。 どうやら敗戦と同時に多くの情報が民間に出回るようになったようである。 今回はそんな一冊を紹介する。 日本軍の秘匿兵器である。 戦時中、兵器に関しては性能はおろか名前すら隠すレベルであった我が国の防諜体制であったが、戦争が…
太平洋戦争(大東亜戦争)が終わる直前もしくは終結直後に出回った軍事雑誌が届いたので読んでみることにする。表紙イラストはリュウグウノツカイではなくホウボウである(指摘があるまで鴨だと思っていた)。創刊から約5年、発行は内地+満洲+台湾をカバーしてい…
2017年1月19日(木)~全国のファミリーレストラン『ココス』にて「ココス×ガールズ&パンツァー 劇場版 ココス道始めます!!キャンペーン」が開催決定! 詳細はこちら!https://t.co/kO0yErMdyv #ココス #garupan pic.twitter.com/tlKBIlzIg7 — 「ガールズ&…
遅ればせながら新年おめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。 航空朝日が航空機に関するニュースを中心に扱う傍ら、姉妹紙の科学朝日が国防または全般の科学事象を扱っており、特に戦闘車両の諸設計や技術・兵器全般の話題ならこっちを…
ロケットといえば、現代の日本語では宇宙旅行をするための乗り物(アポロ宇宙船やソユーズ、またH2Aといった無人機も含む)や無誘導の砲兵器という風潮である。しかしながら、1940年代の意味では噴流推進で動く乗り物全般を指していたらしい。以下、ここに1944…
ガールズアンドパンツァーやWorld of Tanks、そして日本戦車が実装されたWarThunderに便乗し、太平洋戦争中の資料より戦車の諸設計について書かれた"科学朝日2604年8月号「戰車の電氣裝備」"を紹介する。なお詳しくは割愛するが「ガールズアンドパンツァー」…
(お断り:今回の更新は時局柄、短縮版となります) 戦時中の暮らしを後世に伝える「兵器生活」というサイトがある。その中に、終戦直後に作られたある写本のハナシが載っており、あまりにも気になってしまったので元の本(航空朝日S20年6月号)を取り寄せた。 ht…
投票の結果を鑑み、今回は"大型爆撃機必勝論"を中心に取り上げる。 さて、3月10日の東京大空襲により10万人を超す犠牲者が出たといわれるなかで書かれたのが本コラムである。(と思う) しかしながら、この記事は単に大型爆撃機の優勢をアッピールするだけでは…
投票の結果に鑑みて今回の調査はB29特集と致します。 というわけで航空朝日 昭和20年の三月号を引っ張り出してきた。 この表紙スタイルは1944年の3月から始まった白黒刷りのものである。以前は表紙が総天然色であったが、今回はどう考えても資源が欠乏してお…
困ったときの航空朝日ネタ^q^ と、いうわけで神奈川県から紆余曲折を経て手元に来た雑誌を読んで見る。 表紙はP-40ウォーホーク。このころには「発展の余地が乏しい」という評価だったそうな。(後日への伏線です) 巻頭グラビアの新型機紹介。ロッキード・コ…
youtu.be ちょっと前の映画で「不屈の男 アンブロークン」というアメリカ兵捕虜を題材にした映画がありました。さて、先日入手した雑誌「航空朝日」に主人公が乗っていた戦略爆撃機B-24 リベレイターの説明書の邦訳が発掘されたので上げたいと思います。 B-2…
youtu.be 文明対決シミュレーションゲーム「シヴィライゼーション」の最新作が出るらしい。 小生のようにミーハーな人間にとっては、CiV=B-17のイメージが割とあるし、実家よりお楽しみコンテンツが届いたのでB-17のことが載っている例の本を取り上げ〼。(困…
ガンダムばんざ~い思考であったガキの頃、ハマっていたコンピューターゲームが、ガンダムカードビルダーと戦場の絆であった。まあ、F-16戦闘機やSu-27戦闘機、小田急線のアレもすきだったのだけど。 youtu.be という訳で某日新生カードビルダーを確かめるべ…
エースコンバット7が出るらしい。 いやぁーーうれしいですね。 戦闘機を思いっきり飛ばせる快感、本当にあのシリーズは気持ちが良いですよね。 PS4が買いたくなってしまいますねヤバイやばい。外部視点で遊ぶとグラフィック改善の効果を大きくえることができ…
20世紀は映像の世紀だったなんてNHKが言っているが、テレビもネットも無い時代における娯楽といえばやはり映画と雑誌だったのだろう。報道写真の威力は絶大なものであったと改めて考えさせられる機会を得た。 と、言うわけで今日は伝説の航空雑誌「航空朝日…
東京ゲームショーが開かれている。僕は自身がミリタリーキモオタクと自負しているので、エースコンバットやエナジーエアフォース、ガンダム戦場の絆といったゲームに関する情報が公開されることを切に願っている。しかし、世の情勢としてはそうではなく、携…