エースコンバット7について思うこと/ウソつきのススメ
エースコンバット7が出るらしい。 いやぁーーうれしいですね。
戦闘機を思いっきり飛ばせる快感、本当にあのシリーズは気持ちが良いですよね。
PS4が買いたくなってしまいますねヤバイやばい。外部視点で遊ぶとグラフィック改善の効果を大きくえることができると、考えてしまいました。ま、個人的にはエナジーエアフォースの復活を望んでいます。エースコンバット→エナエア→DCS みたく安心して沼に漬かれるような時代が来ることを待ち望んでいます。
と、言うわけで手持ちの中でもっとも古いヒコーキゲーを振り返ってみる。(本題)
スペクトラム・ホロバイト製の「Falcon 2.0」(1988)である。AT互換機/PC98用のF-16のシミュレーションらしい。全12面。ミッションによって装備を選択するというエーセコンバットに近いものを感じる。
武装によって重量や燃費も変わってくるとか。当時はまだリビア空爆の後/湾岸戦争の前でありAIM-120[アムラーム]なんていった便利な武器はない。 つらい。
無人化/ハイテク化が進展した軍用機の未来について議論が交わされていく中、飛行機ゲームは今後どうなっていくのでしょうね。 続編のFalcon4.0についても触れるので乞うご期待ください。 (つづく)
お求めはここからどうぞ。
ねえ、「航空朝日」って知ってる? そうそう、飛行機の月刊誌なんだけどさ
20世紀は映像の世紀だったなんてNHKが言っているが、テレビもネットも無い時代における娯楽といえばやはり映画と雑誌だったのだろう。報道写真の威力は絶大なものであったと改めて考えさせられる機会を得た。
と、言うわけで今日は伝説の航空雑誌「航空朝日」を紹介する。
「航朝」は朝日新聞社が出していた航空機に関する情報を載せた月刊誌である。昭和15年11月から昭和20年11月まで発行されていたようだ。内容については写真や重工メーカー社員、日本兵による対談や航空技術の紹介、航空事情の解説などが載っている。
みどころ: 川西や三菱重工の技師によるコメントやはやはり読んでいて面白い。また、記事も戦時下における中でどこか平和な時代に対する希望を感じさせるものや、暗に大本営を批判するものまでありなんともいえないシュールさを感じる。そして、雑誌そのものも戦局の悪化によりどんどん適当なつくりになっていくのが見過ごせないポイントだ。 あと必ずといって良いほどヒロポンの宣伝があるよ。
あんなゲームやこんなゲームでおなじみの航空機の写真も載っていて実に面白い。
日本軍による検閲を受けたコンテンツだからか、ところどころ文字が黒塗りしてあったり、「やられた」といった描写が思いっきり削られているのも特徴である。
購入方法について:
この雑誌は終戦後にGHQの要請で処分されてしまったので、現存するものは少ないそうである。よって入手する手段は残念ながら「古本屋」を気合で探すという原始的な方法に頼らざるを得ないだろう。 無念。
プロパガンダ色こそあれど、今日も営業を続けている企業の広告や有名な航空機の分析もあるので、見かけたらぜひ手にとっていただきたいシリーズである。
それでは.
リプレイ性の高いゲームについて考えてみる in 電車でGO!2
東京ゲームショーが開かれている。僕は自身がミリタリーキモオタクと自負しているので、エースコンバットやエナジーエアフォース、ガンダム戦場の絆といったゲームに関する情報が公開されることを切に願っている。しかし、世の情勢としてはそうではなく、携帯電話のソーシャルゲームに関する注力が行われているようだ。
東京ゲームショウ2015 | TOKYO GAME SHOW 2015
僕自身、ものぐさな性格であることを痛感するときがある。艦隊これくしょんを2-4で投げてしてしまったり、酷い目に合わされるようなゲームは気が落ち着くまで3日ぐらい放置してみたり。すなわち、Team Fortress2みたいな5分で1ラウンドなゲームで遊びたい人間なのかも知れない。
というわけで乗り物の10分で終わるゲー、電車でGO!2について再分析しようと考えてみた。電車を安全・快適に運転士、目的地まで運行するゲームである。京浜東北線や鹿児島本線、大阪環状線のような実際に存在する路線を運転できるのが最大の特徴だ。
このゲーム、もとがアーケードなので難易度が異様に高いという特徴があったりするのだが、同時に10分~15分程度で1つのプレーが完結するという側面もある。すなわち、時間のあまりない現代人にピッタリな構成であり、ある意味ではいまどきのスマートフォンゲームとの共通点でもある。連打したりランダムな要素がある訳ではないが操作やパターン作りが忙しいときもある。というかこの世界は電車の遅延に厳しすぎるよ。
家庭用版であるこのゲームはもちろんスコアが記録される。が、ネット回線につなげて共有したりすることはできないので実質自分の腕を切磋琢磨させるという指針にしかならない(続編にて実装。公式サイトにパスワードを入力する方式)。終点の駅に到着し、クリアしても「ゲームオーバー」「お疲れ様でした」と出るだけであり、電車という毎日走る存在の雰囲気をより一層深めている。
ガチャ、コイン、スーパーレア のような面倒な要素はなく、基本的に定刻どおりに走ることを考えていればクリアできる。しかし、先述したようにもとはアーケードゲームひとたび事の運びを間違えれば無慈悲な減点と減点が更なる減点を呼びあっという間にゲームオーバーしてしまう、。そう決して楽ではないのだ。この点はゲームの収益の歴史と関係しているので大変に興味深い。消費者からしたらたまったものではないが。
なんて事を言ってちょっと批判してしまったが、このゲームはスタッフによるおまけ要素が充実している。写真やムービー、沿線情報を閲覧できるのだ。これは純粋な対戦ゲームにはない要素であり、資料的な側面を持たせているのはとてもいいアイデアだと思う。遠い未来でみたらびっくりするような中身だし。
国産ゲームの競争力低下を危惧する身としては、今後もあらゆる問題提起、検討を行いたい。きょうはここまで。。
ガンダムのゲームで遊びたいのじゃ とびっきりのハードコアで。
アルドノア・ゼロというアニメを見てしまい、最近のガンダムのゲームってハードコアさがなくなり、どうも色気に走っているよねと感じてしまう今日この頃。ギレンの野望やジオニックフロント、ターゲットインサイトみたいな質実剛健しているタイトルがないのはとっても悲しい。
むかーーし、友達の家で遊んだ戦闘機のゲームに「エナジーエアフォース」というものがあった。機種ごとに定められた訓練をパスして、ようやく機体がアンロックされるという仕様だった。
こういうのってはやらないのかな~。お手軽にポンと遊べるほうが人気という現実を実は飲み込めない。ボクは局地的な戦闘では負けても楽しい、見えない経験値を蓄積して遊ぶ、またはサンドボックス系ゲームの再興を願っている。
機会があったら紹介したいぞ~~ ふへへ.
マリオメーカーの話を聞いて、感動した巻
スーパーマリオメーカーの登場にびっくりしている。
別に正男世代だとか、ファミコンを知らないとか、そういうわけではない。ただ、誰もがコンテンツを自分で作って、それを人に与える機会を得たという状況に驚いているのだ。
というわけで今日はFPSメーカーことARMAを紹介したいと思う。
2001年にチェコ共和国で「Operation Flashpoint: Cold War Crisis」として生まれたFPSなのだが、紆余曲折を経て今でも続編や追加データ集が作られて居たりする。最大の特徴は、自分でミッションを作ることが出来る事である。ブラッドレーで行くかチヌークで行くか、果てはボートで上陸するか・・・全部「司令官」次第で決められるFPSなのだ。
任務作成画面
移動シーン
降車戦闘
要は巨大なサンドボックスであり、マインクラフトやGarry'sModのような側面すらあるといっても過言ではないと思う。確かに荒削りなグラフィックだが、そう感じるのであればARMA3に手を出せばいいのである。もちろん、誰かの作ったデータを導入することもできる。
小林源文の「バトルオーバー北海道」をモチーフにしたアドオンを導入した状態。陸上自衛隊員として、さまざまな任務に従事する。64式自動小銃や74式戦車、73式中型トラック、F-1支援戦闘機、さらには日本語ボイスなどが追加される。
やっぱりゲームは遊ぶのもいいけど、自分でステージを作るのも楽しいよね。そういった気持ちを共有することの出来るツールを世に出してくれた任天堂の決断は偉大だと思う。エースコンバットや、ガンダムみたいなコンテンツでもこのような路線を開拓してほしいと切に願っている。
と、言うわけで次回はバトルオーバー北海道 アドオンを紹介するよ。たぶん。
ファミコンウォーズが出るぞ、そしてミリタリー初心者必見な内容の巻
ファミコンって何のことだか詳しく知らないけど、ファミコンウォーズは知っている僕にとって、Front Warsは結構衝撃的なコンテンツであった。
こうしたコンテンツってすごくわかりにくいよね。うんうん、Menof Warではシャーマンジャンボ(M4シャーマンの装甲増加型)が異様なまでに硬かったし、AP弾HE弾何が違うのかわからないし、おまけにユニットの種類も多い。美少女化されていないのにこんなに居たら萌えないじゃんの気持ち、わかる。コイツもまた第二次大戦欧州戦線をディフォルメした戦術ターンストラテジゲームなのだが、燃料や弾薬、経験値といったややこしいパラメーターを廃したいわゆる「初心者むけコンテンツ」だったりするのだ。
SDガンダムは大好きだ。でもどちらかといえばパワプロくんみたいな兵隊が殺し合いをする。トゥーンレンダリングで殺戮芸である。スマブラの海外CMを知っているか?
まあこう考えればGジェネレーションもむごいことをしていると、改めて考えさせられるわけだが、そういうときもあるよね。米軍重戦車のグラフィックがM26 パーシングであればもっとよかったのにと密かに思っていたりする。
ミリタリー初心者なんです、または詰将棋がすきなんです、な人は買ってみたらいいと思います。結構ハマルヨ。COMがちょっと頭悪いときがあるけど。
第六駆逐艦隊は高機動幻想の夢を見るのか、いや見るべきだ
終焉を迎えつつある世界の中で、君ならなにをするのか
をテーマにしたRPGがあるらしい。その名前は「高機動幻想ガンパレード・マーチ」。突如出現した謎の生命体「幻獣」の攻撃により地上の国家の大半は消え、日本本土への上陸も時間の問題となった中、学徒出陣した高校生として幻獣が活動を休止するまでの3カ月を生き抜くゲームだ。
(画像はアニメ艦隊これくしょん6話より)ロリかわいい子や「艤装」に相当する兵装も出てくる。7.62mm機銃を装備し人工筋肉を水素バッテリで稼動させる。生身で怪物共を一丁前に撃破できるようになれば、きっと新しい世界が見えてくるはず。
このゲーム、紹介したくてもしきれないほどすごい点がある。というか多すぎて言い忘れるレベル。まず世界観が濃い。絶望的な雰囲気のオープニングから始まるし、会話パートはバスを降りて熊本市(最前線地区)に着くところからなのだ。
次にキャラもやたら濃い。委員長や優等生、情報通、大食漢、移民系、無口な奴、変人など一通り揃っているし好感度を上げれば特殊イベント発生もある。ここら辺はちょっとギャルゲーっぽい。まあ世界観はとてつもなくシリアスなのだが。
もちろん戦闘シーンも濃い。セミRTS方式を採用し、アクションが苦手でも安心設計。ハメ技を喰らって悶々とすることもきっとないはずだ。ドット単位で攻撃を回避しろ!初期設定ではプレイヤーはクリーチャーをやっつける歩行戦車のパイロットだ。機体のカスタマイズやアップグレード、改修もできるのでやりこみ要素は抜群だ!バズーカ砲は使い捨て、普段から整備をしていないと本来の性能を発揮できない、やば~いテクノロジーが使われているなどお約束もてんこ盛り。
例にもよって周回要素もバッチリあるし、1週目限定要素もある。しかも世界のヒントを解く鍵はゲームの起動画面の時点で始まっているという有様だ。謎解きがすきな人にもおすすめ。webサイトによっては「1週目は攻略サイト/本を見ないで遊んだ方がたのしい」なんて書いてあるぐらいだ。
どうしてこんなふるいゲームを薦めるかって? それは攻略本が復刊されたからだ。
攻略本にはスペシャルなセーブデータが付属しているので、楽しめちゃうぞ。
君は、生き延びることができるか?
ガンパレード・マーチ | ソフトウェアカタログ | プレイステーション® オフィシャルサイト
それではまた。オール!ハンデッド、ガン・パレード!